プロフィール
- 本名
- 荻野 繁雄
- 生年月日
- 1954年12月21日
- 出身地
- 東京都西日暮里
幼少の頃より役者になることを夢見て、学校ではものまねのうまい人気者として親しまれた。高校卒業後、片岡鶴八師匠に弟子入り。3年後には声帯模写で独り立ちし、東宝名人会、浅草演芸場に出演する。
その後、テレビのバラエティ番組を足がかりにして広く大衆の人気者となり、1988年にはボクシングのライセンスを取得した。
1995年、東京にて初の個展「とんぼのように」を開催。現在は幅広いキャラクターを演じる役者として、ドラマ・映画・演劇など様々なメディアで大活躍。1989年、映画『異人たちとの夏』(大林宣彦監督)で第12回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞受賞。その他、毎日映画コンクール新人賞、キネマ旬報助演男優賞、ブルーリボン助演男優賞など、受賞多数。2014年は齢四十から始めた画業が20周年を迎えるとともに、自身の還暦が重なる記念すべき年となる。2015年3月、書の芥川賞と言われる「第十回手島右卿賞」を受賞した。

片岡鶴太郎の変遷
- 1972年
- 声帯模写の片岡鶴八師匠に弟子入り
- 1975年
- 声帯模写でひとり立ちし、東宝名人会、浅草演芸場に出演
- 1981年
- フジテレビ系バラエティー番組『オレたちひょうきん族』にレギュラーとして出演
- 1988年
- プロボクシングのライセンスを取得
- 1995年
- 東京にて初の個展 『とんぼのように』開催
- 1996年
- 個展『心彩彩』開催
- 1997年
- 個展『三番花』開催
- 1998年
- 個展『門外漢』開催
長野オリンピックでは中継スタジオのアートアドバイザーとして参加
群馬県草津に片岡鶴太郎美術館を開館 - 2000年
- 個展『龍聲』開催
- 2001年
- 個展『紅蜻蛉』開催
6月パリでの海外初の個展『紅蜻蛉』開催
多くの来場者を魅了した - 2002年
- 石川県山中、佐賀県伊万里に片岡鶴太郎工藝館を開館
- 2003年
- 個展『蝉時雨』開催
7月には福島県飯坂に片岡鶴太郎美術庭園を開館
7月~9月にはNHK趣味悠々『鶴太郎流墨彩画塾』の講師出演
小田原駅構内壁画の原画や『平成東海道五十三次』を制作 - 2004年
- 個展『流れ椿』開催
「新 鶴太郎流墨彩画塾」放映 - 2005年
- 個展『夜桜』開催
「続 鶴太郎流墨彩画塾」放映 - 2006年
- 個展『游鯉龍門』開催
- 2007年
- 個展『綿の湯』開催
- 2008年
- 個展『No Rain, No Rainbows.』開催
- 2009年
- 個展『墨戯彩花』開催
- 2010年
- 個展『艶葉樹』開催
- 2011年
- 個展『墨牡丹』開催
東映映画「手塚治虫のブッダ-赤い砂漠よ!美しく-」の公開に合わせ、「鎮魂と慈悲 ブッダの素顔展-手塚治虫と四大巨星-」に初の本格的仏画を出展。 - 2012年
- 個展『精霊椿』開催
11月、富士の国やまなし国文祭のシンボルとして、幕絵「山梨四季彩歌(長さ10m、縦1.6m)」を作成。山梨県庁で贈呈式を行う。 - 2013年
- 3月、第69代横綱・白鵬関の化粧まわしのデザインを担当。
同月末に制作が完成し伊勢神宮で奉納・お披露目された。
9月、「夕暮此糸(ゆうぐれむらさき)」銀座三越で開幕。作品に映像や音楽を融合させ、会場全体をエンターテインメントの空間にする。 - 2014年
- 8月より「画業20周年 片岡鶴太郎展 還暦紅」を全国各地で開催。
還暦を迎える鶴太郎の集大成として、初期の作品から最新作までを惜しみなく紹介。 - 2015年
- 3月、書の芥川賞と言われる「第十回手島右卿賞」を受賞。
- 2016年
- 4月より、羽田空港国内線第一旅客ターミナルにて、放送作家小山薫堂氏とのコラボレーション作品11点を広告掲出中。
- 2017年
- 5月、インド政府公認プロフェッショナルヨガ検定に合格し、インド政府よりヨガマスター、ヨガインストラクターの称号を授与され、第1回ヨガ親善大使に任命される。
7月、デザインを担当した幕が、草津名物湯もみの会場「熱乃湯」に展示される。
そのマルチな才能は更に進化を続けている。